賃貸管理で負のスパイラルに陥らないために必要なこと! | 満室計画名古屋

満室計画のリフォーム、改修工事、原状回復工事の成功事例(賃貸住宅版)

 

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2020年09月01日

 

空室対策として、インターネット無料とか家具家電付きとか、入居者の利便性を考えて、大家さんはいろいろな付加価値をつけて満室にしようとします。

入居者のためと考え、入居者が住む部屋を着飾り、住みたいと思ってもらえるようにしようと努力します。

退去ごとのリフォームは当たり前であって、綺麗な状態で入居者に貸し出すということはどこのオーナーさんも行っているはずです。

他の物件との競争力に勝つためには、入居者に好まれる状態の部屋を提供するということは当たり前なことなのです。

しかし、せっかく綺麗にリフォームにお金をかけたのに、

部屋の中は荒れ放題、きれいに使ってくれるどころか窓を開けて換気をしないので部屋中カビだらけ、

ごみを捨てないので異臭を放っている部屋を見ると、本当にがっかりするどころか嫌悪感を覚えてしまいます。

綺麗な状態に部屋をリフォームして貸したのに、なんでこうなるのか不思議に思うはずです。

負のスパイラル

これは、入居者の資質に大いに関係ありますが、もう一つは自分が借りた部屋だから、部屋の中を汚していても構わないと思わせてしまうことに原因があるのではないでしょうか。

蜘蛛の巣などが張って汚れた建物を見て、入居者はここに住んで良かったと思いますか。

日常清掃が行き届いていないアパートに住んでいて、入居者は建物に愛着がわくでしょうか。

愛着が持てない建物で、建物を綺麗に使いましょうと言ったところで守られるわけがなく、自分が借りている部屋の中も汚してもいいものだと思ってしまうのです。

建物が汚れてくれば、負のスパイラルとして入居者意識も変わってきて、入居者同士のトラブルや居住ルールも守られなくなりアパートの質も低下します。

建物管理として日常清掃ができていなければ、入居者は建物に愛情を持つどころかすぐに退去していってしまい、残るのは問題があるような人ばかりになってしまうのです。

このアパートに住んで良かったと思えるようなものにしなければ、賃貸業で勝ち残ってはいけないのです。

「破れ窓の理論」というのをご存じですか??

建物の窓が壊れているのをそのままにしておくと、誰も注意を払っていないからということになって、やがて他の窓もまもなく壊されていくというアメリカの犯罪学者の理論です。

例えば、放置自転車のカゴにひとつゴミを入れられると、あっという間にカゴがゴミでいっ
ぱいになっていたという光景を見たことがあると思います。

どうせ汚れているのなら、自分が汚したところで分かりはしないといった心理が働くのです。

ゴミ置き場の不法投棄も、誰かがルールを守らないで捨ててそのままであれば、他の住人も捨ててもいいという気持ちになって、いつの間にかゴミ置き場がゴミであふれるということになります。

そうなると、住人の質も低下して自分の部屋の中まで汚しても気にならなくなってしまうのです。

共用スペースがきれいに掃除されていなかったり、建物自体が古くなっても手入れがされていなければ、入居者はどっちみちボロアパートなのだからといった心理が働いてしまうのです。

部屋の中をいくら綺麗にリフォームしても、建物全体が汚れていれば、入居者もきたなく使っても構わないと思ってしまうのです。

建物管理においてはいつもいつも綺麗にしておき、修繕なども惜しみなく手をかけていると、入居者のマナーも向上するし、建物が古くても愛情が注がれた建物はトラブルなどの苦情も減ってくるのです。

あなたは、自分が所有する賃貸物件に愛情をかけていますか。

いつも綺麗に手入れをして、メンテナンスは怠りなくしていますか。

小規模アパート・マンションの場合、賃貸管理にかけられるコストが十分に捻出できないことが多く、賃貸管理は目に見える利益を生まないので経費をなるべくかけたくないと思うかもしれませんが、

本当は、共用部清掃を含め賃貸管理にこそお金をかけるべきなのです。

満室経営を望むなら賃貸管理こと大事なことで、

いつもいつも建物に愛情を注ぐようにすることが満室経営に向かう近道なのです。

 

賃貸管理会社をお探しのオーナー様はぜひご相談ください

 

 

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