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2020年10月26日
昨日に引き続き、本日も雨です。
昨日のおさらいです。
雨漏り被害にあう前に、下記事項要チェックです。
①屋上の防水層に亀裂がある。
②冊子周りや目地のシーリングがスカスカになっている。
③共用廊下の長尺シートが剥がれている。
④外壁にクラックが走っている。
⑤クラックや目地から、エフロ(白い粉)が滲み出ている。
屋上の防水には、3種類あります。
・塗膜防水(塗る工法)
・アスファルト防水(塗る+貼る工法)
・シート防水
防水工事にはさまざまな種類があり、用途に応じた工法で施工されています。
防水は、建物を雨漏りから防ぐだけでなく、建物の構造自体を守っています。
建物構造の代表である鉄筋コンクリート構造は、
鉄筋が弱アルカリ性に覆われ、錆から保護されていますが、
コンクリートの表層から空気中の炭酸ガスなどが侵入すると、化学反応により
、コンクリートのアルカリ性は失われ(中性化)、内部の鉄筋は錆びやすくなります。
その結果、コンクリートが破損したり、
コンクリート中の成分が染み出す現象(エフロレッセンス)が起こり、建物の劣化が進んでしまいます。
このような構造劣化を防ぐ意味でも、防水はとても重要な機能です。
防水工事の耐用年数は大きく「工法」「材料」「工事の質」「工事対象部分の状況」などによって変化します。
工事の質は防水工事会社の技術やサービスレベルによって異なり、
対象部分の状況に関しては、日当りや風の影響の大小、または人がどのくらいその場所を利用するか等で変化致します。
10年以上メンテナンスをしていない方は、
建物診断をお勧めいたします。
いつでもなんでもご相談くださいませ!!!
http://manshitsu.nagoya/