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2016年12月20日
記念すべき第一回目はどの本にするべきか非常に悩みました。
やはりここは「金持ち父さん貧乏父さん」かとも思いましたが
つい前日、著者であるロバートキヨサキ氏が三度目の自己破産を申請したと
ネットニュースを見て愕然としました。(自己破産してしまうことも論外ですが三度目ってww)
しかし、挑戦しその後力尽きたとしても、部分的にはとても大切なことを語っている書籍でもありますし、たくさん売れて多くの人たちに影響を与えたことも事実なので「金持ち父さん貧乏父さん」が記念すべき第一回目には相応しいのだろうと思いました。
でもこの本を読んでも成功するとは限りませんよ(笑)
なんせ著者は三度も自己破産しているのですから、、、
では早速、この著者が言いたかったことを要約すると。
世の中のほとんどの人が(アメリカにおいて、まぁ日本もですが)
会計知識も乏しく、資産と負債の明確な違いすら分からず、あのサブプライム問題を引き起こしたのだが、この書籍が発行されたのが2000年なのでその後の展開を今考えてみると十分に理解していない人たちが全世界で1500万部売れてもたくさんいた訳です。読んだ人は地球の全人口の0.2%だが、、
だからと言って日本人に有りがちな、「投資は全て悪、金もうけは悪いこと」と極論に振ってしまう人も慌て者でしょう。
2008年のリーマンショックを多くの人が予測もできず、(事実を基に映画化されたマネーショートの主人公たちのように一発当てた稀な人もいますが)
2008年以降、マーケットやら個人やら「てんやわんや」だったわけです。
だからこそその当時から今を振り返りこの本が果たした役割を考えると挑戦すること、事業を持つこと、会計知識を持ちお金を自分の為に働かすこと、とても示唆に富んでいることは間違いなかったと思います。
この本に触発されて投資に事業に挑戦した人は少なからずいるはずだ。
よってこの著者が挑戦し事業に失敗したとしても、当初の目的である、この本を読んで著者が売り出していた「キャッシュフロークワランドゲーム」が売れたことには変わりはない。
マーケティング的には大成功である。
この本から得られるもっとも大切な知識と知恵は、勝つ投資手法ではなく、ある特定の知識を自己の利益に変えて投資、事業にガソリンを炊くことである。
それが不動産投資でも、事業経営でも、成功ノウハウでも何でも良い。
願わくばその知識を共有した人たちがその世界で成功することを願う。